人を着るということ
著者
書誌事項
人を着るということ
晃洋書房, 2020.3
- タイトル別名
-
Mind that clothes the body
- タイトル読み
-
ヒト オ キル トイウ コト
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内容説明・目次
内容説明
人として生きるということは、意味を着たり脱いだりしているということ。ファッションは時代と環境のなかで常に変化していくけれど、変わらないことがある。衣服はからだの枠組みを作り、こころを着て他者に呼びかけ、空虚な中心のわたしの分身。こころは服を着るからだ。奥行きのファッション論へ。
目次
- 序論 着ることと脱ぐことの間—パジャマのままで走ってきたの
- 第1章 人を着ているとは言えないだろうか
- 第2章 北園克衛とファッション
- 第3章 林芙美子『女家族』にみる日本の西洋文化の受容
- 第4章 現代イギリスファッションにおけるキモノ文化受容
- 第5章 袈裟とファッション
- 第6章 智慧としてのファッション—こころは服を着るからだ
- 結論にかえて 我着る、ゆえに我あり
- 詩「真夏の星座」(小野原教子)
- マンガ「きぼうまめ」(森元暢之)
- Preface for English Part
「BOOKデータベース」 より