桂太郎 : 日本政治史上、最高の総理大臣

書誌事項

桂太郎 : 日本政治史上、最高の総理大臣

倉山満 [著]

(祥伝社新書, 605)

祥伝社, 2020.6

タイトル別名

桂太郎 : 日本政治史上最高の総理大臣

タイトル読み

カツラ タロウ : ニホン セイジシジョウ サイコウ ノ ソウリ ダイジン

注記

参考文献: p277-281

内容説明・目次

内容説明

安倍晋三に抜かれるまで憲政史上、最長の首相在職期間だった桂太郎。第一次桂内閣時、ロシアの南下から日露戦争に至る、わが国最大の国難にあたり、命を縮めながらも打ち勝つ。その後は、藩閥出身でありながら、その権益を否定。さらに、原敬に代表される政友会の党利党略をも否定し、新たな政治制度を築くべく、新党を立ち上げた。しかしその構想は桂の死によって潰え、日本の権力構造は今も変わっていない。桂は日本政治の何を変えようとしたのか。桂が我々に提示した問題とは何か。桂の生涯と政治活動から、現代日本の問題点をあぶり出す。

目次

  • 第1章 若獅子、駆ける—長州藩から明治新政府へ
  • 第2章 陸軍・長州閥の寵児—陸軍大臣就任と政界工作
  • 第3章 国難に立ち向かう宰相—第一次桂内閣と日露戦争
  • 第4章 近代史に輝く功績—第二次桂内閣と桂園時代
  • 第5章 政争の渦—第三次桂内閣と桂新党
  • 終章 国の未来を見通す目—桂が我々に提示した問題

「BOOKデータベース」 より

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