「般若心経」を読む
著者
書誌事項
「般若心経」を読む
(中公文庫, [み-10-25])
中央公論新社, 2020.5
- タイトル別名
-
般若心経を読む
「般若心経」を読む : 「色即是空、空即是色」--愚かさを見すえ、人間の真実に迫る
- タイトル読み
-
ハンニャシンギョウ オ ヨム
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注記
底本: 「新編水上勉全集 第2巻」 (1996年刊)
初版: 「「般若心経」を読む--「色即是空、空即是色」--愚かさを見すえ、人間の真実に迫る」 (PHP研究所 1983年刊)
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
人はなぜ「生」に執着し「色」に執着するのか。幼少時代の誦読と棚経を回想、一休和尚や正眼国師(盤珪禅師)の訳や解釈を学び直し、人間の性を見つめ直す。色と欲に煩悶した日々を顧み、生き身のありがたさ、女性は弥勒菩薩など独自の境地に辿り着く。愚かさを見すえ、人間の真実に迫る。水上版「色即是空」。
目次
- 「まかはんにゃはらみたしんぎょう」
- 漢字「般若心経」にめぐりあう
- 正眼国師の『心経抄』と私
- 一切は「空」である
- 私版「色即是空」の世界
- 一休における「色即是空」の世界
- 死して百日紅や椿の花となる
- 不浄を美しいと思うときもある
- 六根・六塵の本体は無である
- 無明とは何か
- 四苦八苦を成敗するには
- のたうちまわって生きるしかない
「BOOKデータベース」 より