日本編
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日本編
(俠の歴史 : 士は己を知る者のために死す、「俠」に生きた勇者たち)
清水書院, 2020.4
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ニホン ヘン
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内容説明・目次
内容説明
憐れとも愚かとも思えるまで自分を裏切らず、敢然と目的実現に突き進んだ男、そして女。歴史の表舞台から消えた、〓ある人々の物語。
目次
- 物部守屋—祖先を神として守り抜く信念に生きた
- 長屋王—覚えのない容疑に身を捧げた
- 藤原広嗣—大忠臣の誇りを胸に無念の最期を遂げた
- 橘諸兄—政治はだれのためにするのかを心に問い続けた
- 小野篁—反骨の精神を貫いた文人貴族
- 菅原道真—天神として祀られることになった文人貴族の誤算
- 平将門—混乱する板東の平和維持に尽くした任〓の武士
- 藤原純友—海賊平定の正当な評価を求めて蜂起した
- 藤原実資—権力に媚びなかった孤高の御曹司
- 皮聖 行円—堕落した仏教界に無言の圧力をかける異形の僧侶
- 平重盛—「心操甚だ穏やか」な武将の実像
- 源頼政—美福門院・八条院の武者として貫いた生涯
- 藤原秀衡—「北方の王者」と評されることは事実か
- 静御前—吉野山峰の白雪踏み分けて入りにし人のあとぞ恋しき
- 弁慶—悲劇の英雄を守り通した伝説の怪僧
- 梶原景時—源頼朝・頼家に尽くした男の悲劇
- 朝夷名義秀—能・歌舞伎の演目にもなった伝説の猛者
- 三浦胤義—源家の遺児を守り切れなかった男の最後の意地
- 北条時房—鎌倉幕府の危機を乗り越えた男
- 護良親王—反尊氏路線を貫いた公武一統の急進派
- 北条時行—中先代の乱の立役者、鎌倉北条氏の筋の通し方
- 楠木正成—七生滅敵に殉じた河内の土豪
- 新田義貞—鎌倉倒幕で名を挙げた南朝の忠臣
- 足利直義—兄尊氏に毒殺された敗者の信念
- 北畠親房—戦う公家の真骨頂、南朝最大のイデオローグ
- 赤松満祐—足利将軍を討った武将の大義
- 世阿弥—時の権力者に翻弄された能の大成者の生涯
- 上杉憲実—鎌倉府と室町幕府の関係維持に身命を捧げた
- 太田道潅—讒言に散った、江戸城を築造した男の最期
- 畠山義就—己の実力だけを信じて戦い続けた戦国大名の草分け
- 松永久秀—見直される下剋上の典型とされた男の生涯
「BOOKデータベース」 より