中世東国の村落形成 : 中世前期常陸国を中心に

書誌事項

中世東国の村落形成 : 中世前期常陸国を中心に

高橋裕文著

(岩田選書, . 地域の中世||チイキ ノ チュウセイ ; 21)

岩田書院, 2020.5

タイトル読み

チュウセイ トウゴク ノ ソンラク ケイセイ : チュウセイ ゼンキ ヒタチノクニ オ チュウシン ニ

内容説明・目次

目次

  • 第1章 官務家領常陸国吉田社領における沙汰人・住人の動向—平安・鎌倉期東国の村落形成について(平安時代の吉田社領の成立と住人の動向;鎌倉時代の吉田社領の構造と経営;社領沙汰人の役割;郷住人の動向・沙汰人・住人の異議申立;吉田社領の郷村結合と惣郷(惣荘))
  • 第2章 鎌倉期東国における地頭支配と郷村の動向—常陸国真壁郡竹来・亀熊・長岡郷を中心に(鎌倉期真壁郡と領主支配;荘領竹来郷の構造と領主間相論;公領亀熊郷北あらの村の散田作人;真壁郡長岡郷の地頭と村落結合)
  • 第3章 中世前期東国の村落構造と村役所の機能—鹿島神宮文書「大賀村検注取帳副日記」の分析を通して(鹿島社領大賀村の成立;元徳二年大賀村の役所と検注・年貢;元弘元年大賀村の役所と検注・勧農;裏書き—おとな百姓の名主批判)
  • 第4章 常陸国信太荘の在地支配と惣荘的結合—中世前・後期を通じた荘園的枠組みの存続(平安・鎌倉期信太荘の相伝と在地支配;南北朝期信太荘の支配と惣荘的結合;室町期信太荘と惣政所の公的役割)
  • 終章 中世東国における惣郷=郷村結合について(鎌倉時代の惣郷;南北朝・室町期の惣郷;惣郷と農民闘争の実体)

「BOOKデータベース」 より

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