日本近代再考 Japanese modernity reconsidered
著者
書誌事項
日本近代再考 = Japanese modernity reconsidered
(学習院女子大学グローバルスタディーズ, 4)
白澤社 , 現代書館(発売), 2020.3
- タイトル読み
-
ニホン キンダイ サイコウ
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注記
その他の著者: W. シュヴェントカー, 玉利智子, 木村絵里子
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
国内外の社会学・歴史学の研究者が、文化の社会学理論、学術の国際交流、百貨店の発展、美人画と写真等の視角と題材を通して、近代という時代を新たに捉え直す。
目次
- 序 日本の近代を再考するために
- 第1章 近代を問うこと、文化を問題化すること(はじめに—近代という時代;近代的なものと関連する用語群;日本の例外主義;文化と近代;近代の経験;多数の、絡み合った、オルタナティブな近代;近代を超える?)
- 第2章 近代のアンビバレンス—エミール・レーデラーと桑田熊蔵の日本研究1910‐1940(エミール・レーデラーにおける日本近代の批判;社会科学と社会政策の狭間で—桑田熊蔵の仕事 ;結論)
- 第3章 20世紀初期における日本の近代化と消費文化—三越百貨店の発展史を通して(三越の歴史と二人の重要人物;近代化と西洋のイメージ;生活様式と消費文化;新しい生活様式と新中間層;生活改善—節約と消費文化;流行会;文化媒介者;タブローの空間としての百貨店;都市におけるスペクタクル・スペースとしての百貨店;フラヌーズと女性の公共空間;パフォーマディビティとアイデンンティティ;百貨店と近代日本文化)
- 第4章 “外見”の発見と日本近代—「美人」の写真を「見る」ことの社会的様式に着目して(明治期の写真経験;芸妓に対するまなざし)
「BOOKデータベース」 より