思索紀行 : ぼくはこんな旅をしてきた
著者
書誌事項
思索紀行 : ぼくはこんな旅をしてきた
(ちくま文庫, [た93-2],
筑摩書房, 2020.6
- 上
- 下
- タイトル別名
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思索紀行
- タイトル読み
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シサク キコウ : ボク ワ コンナ タビ オ シテ キタ
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注記
書籍情報社2004年10月刊を二分冊にして文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784480436658
内容説明
古代遺跡を探訪して歴史の深層にせまり(序論)、無人島でサバイバル生活に翻弄され(第1章)、ブルゴーニュでヴィンテージワインに酔い(第3章)、ギリシャ正教の聖地アトスで賛美歌がかなでる神への祈りに心をふるわせ(第6章)、1960年代に反戦映画をかついでヨーロッパを放浪(第8章)。ジャーナリストならではの鋭敏な感覚で、世界の姿を読者にはっきりとさしだした思想旅行記の名著。
目次
- 序論 世界の認識は「旅」から始まる(「深川のおじさん」と橘市兵衛;中国からの引揚げの旅 ほか)
- 1 無人島の思索(無人島生活六日間;モンゴル「皆既日食」体験)
- 2 「ガルガンチュア風」暴飲暴食の旅(「ガルガンチュア風」暴飲暴食の旅;フランスの岩盤深きところより ほか)
- 3 キリスト教芸術への旅(神のための音楽;神の王国イグアス紀行)
- 4 ヨーロッパ反核無銭旅行
- 巻冊次
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下 ISBN 9784480436665
内容説明
日本赤軍の岡本公三に中東で獄中インタビューを敢行してテロリストの論理と美学に肉薄し(第1章)、マンハッタンをくまなく歩いて人間の欲望の到達点を予見し、エイズ禍のニューヨークで疫病と人類の関係を歴史的視座から考察する(第4章)。自分の足で当事者にせまり、すさまじい好奇心で対象に接近する見聞録にして、すぐれた文明論。ジャーナリスト立花隆の傑作紀行!
目次
- 1 パレスチナ報告(パレスチナ報告;独占スクープ・テルアビブ事件;アメリカの世論を変えたパレスチナ報道;自爆テロの研究)
- 2 ニューヨーク研究(ニューヨーク’81;AIDSの荒野を行く)
「BOOKデータベース」 より