自伝/アピオーンへの反論
著者
書誌事項
自伝/アピオーンへの反論
青土社, 2020.6
- タイトル別名
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Josephus
自伝アピオーンへの反論
- タイトル読み
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ジデン/アピオーン エノ ハンロン
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注記
1977年山本書店刊に新たな訳者解説を付し再刊したもの
ギリシア語テクストと参照した英訳書はJosephus, with an English translation by H.St.J. Thackeray (Cambridge, Mass. : Harvard University Press, 1966)
収録内容
- 自伝
- アピオーンへの反論
内容説明・目次
内容説明
歴史とはなにか。ユダヤ民族とは何か。ユダヤ古代史における重要書。地中海世界はローマが席捲し、ユダヤ民族のなかからはイエスが登場するという大きな変動の時期にエルサレムで生まれたユダヤ人の軍人、そして歴史家であるヨセフス。自らの出自とユダヤ民族についてを論じた「自伝」、そして他民族の歴史家によるユダヤ民族への批判的評価に対して反駁した「アピオーンへの反論」。偏見と暴力にあらがいながら、現在にも通じる問題と向き合い続けた古代ユダヤにおける重要な思想家ヨセフスの二つの著作に、第一人者の解説をあらたに付した決定版。
目次
- 自伝(ヨセフスの家の系譜;ヨセフスの受けた教育;ローマへの旅;開戦前夜のエルサレム;ケスティオスの敗退とシリア各地におけるユダヤ人虐殺 ほか)
- アピオーンへの反論(エパフロディトスへの献辞(第1章);どちらの民族が歴史研究の適格者か—ギリシア人かユダヤ人か(第2章〜第12章);ユダヤ民族の古さについて(第13章〜第23章);マネトーン、カイレーモーンの誹謗と中傷について(第24章〜第35章);アピオーンによる中傷への反駁(第1章〜第13章) ほか)
「BOOKデータベース」 より