書誌事項

中国は社会主義か

芦田文夫 [ほか] 著

かもがわ出版, 2020.6

タイトル別名

中国特色社会主义!?

Market socialism? state capitalism?

タイトル読み

チュウゴク ワ シャカイ シュギ カ

大学図書館所蔵 件 / 73

この図書・雑誌をさがす

注記

その他の著者: 井手啓二, 大西広, 聽濤弘, 山本恒人

文献あり

内容説明・目次

内容説明

「資本主義だ」説、「社会主義だ」説、どちらでもない説。これほど見方の分かれる問題はないだろう。第一級の研究者5名が、長文の見解を提出し、それをふまえて質問と意見をやりとりし、その上で長時間の議論を重ねた。これらの到達を経て、新たに書き下ろしたのが本書である。

目次

  • 1 「21世紀・社会主義」のあり方(何を課題とするのか;「社会主義をめざした」国々—20世紀と21世紀;「社会経済状態が遅れたところ」からの特殊性;「官僚制」と「経済的基礎 市場経済」との関連;「市場経済化・第2段階」における中国の課題)
  • 2 中国社会・経済の制度的特徴をどうみるか(はじめに—理論および現実理解の相違;中国社会・経済の現状をどうみているか—2020年春;中国経済の制度的特徴;社会主義市場経済をどう理解すべきか?;中国における政治的民主主義の諸問題)
  • 3 中国は「社会主義をめざす資本主義」である:補足(資本主義はその可能性を汲み尽して初めて社会主義に移行する—「社会主義か」と「良い国か」は別の問題;「政府規模」の長期法則と市場システム理解の問題について—資本主義の定義について;「自由」は目標、「民主主義」は手段—「民主主義」は手段にすぎない;来るべき「中国覇権」は「よりましな世界秩序」—中国は一貫して軍事介入に反対;香港「民主派」のデモはどう理解しなければならないか—香港デモへの基本的評価)
  • 4 資本主義・社会主義・大国主義—今日の中国の諸問題によせて(市場経済化の新段階に入った中国;史的唯物論からみた中国;「一党支配」体制からみた中国;核兵器問題と中国の大国主義的対外路線)
  • 5 中国の体制規定とその変革の論理(中国の体制規定について;中国における体制転換;中国の大国化と国際対応の新時代)
  • 資料編 シンポジウム「中国は社会主義か!?」

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB30954940
  • ISBN
    • 9784780310948
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    152, 55p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ