サガレン : 樺太/サハリン境界を旅する

Author(s)

• 梯, 久美子 カケハシ, クミコ

Bibliographic Information

サガレン : 樺太/サハリン境界を旅する

梯久美子著

KADOKAWA, 2020.4

Other Title

Saghalien

サガレン : 樺太サハリン境界を旅する

Title Transcription

サガレン : カラフト/サハリン キョウカイ オ タビスル

Note

主要参考文献一覧: p282-285

Description and Table of Contents

Description

樺太／サハリン、旧名サガレン。何度も国境線が引き直された境界の島だ。大日本帝国時代には、陸の“国境線”を観に、北原白秋や林芙美子らも訪れた。また、宮沢賢治は妹トシが死んだ翌年にサガレンを訪れ、名詩を残している。他にもチェーホフなど、この地を旅した者は多い。いったい何が彼らを惹きつけたのか？多くの日本人に忘れられた島。その記憶は、鉄路が刻んでいた。賢治の行程をたどりつつ、近現代史の縮図をゆく。文学、歴史、鉄道、そして作家の業。すべてを盛り込んだ新たな紀行作品！！

Table of Contents

• 第１部　寝台急行、北へ（歴史の地層の上を走る；林芙美子の樺太；ツンドラ饅頭とロシアパン；国境を越えた恋人たち；北緯五〇度線の向こう；廃線探索と鉱山王；ニブフの口琴に揺られて）
• 第２部　「賢治の樺太」をゆく（「ヒロヒト岬」から廃工場へ；賢治が乗った泊栄線；「青森挽歌」の謎；移動する文学；大日本帝国、最果ての駅へ；オホーツクの浜辺で；チェーホフのサハリン、賢治の樺太；白鳥湖の謎；光の中を走る汽車；すきとおったサガレンの夏）

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• NCID: BB30993079
• ISBN:
  • 9784041076323
• Country Code: ja
• Title Language Code: jpn
• Text Language Code: jpn
• Place of Publication: 東京
• Pages/Volumes: 285p, 図版 [4] p
• Size: 19cm
• Classification:
  • NDC8 : 915.6
  • NDC9 : 915.6
  • NDC10 : 915.6
  • NDC10 : 292.9209
  • NDLC : GE491
• Subject Headings:
  • BSH : 宮沢, 賢治
  • BSH : サハリン -- 紀行・案内記
  • BSH : 鉄道 -- サハリン
  • NDLSH : 樺太 -- 紀行