ことばの危機 : 大学入試改革・教育政策を問う
著者
書誌事項
ことばの危機 : 大学入試改革・教育政策を問う
(集英社新書, 1024B)
集英社, 2020.6
- タイトル別名
-
ことばの危機 : 大学入試改革教育政策を問う
- タイトル読み
-
コトバ ノ キキ : ダイガク ニュウシ カイカク キョウイク セイサク オ トウ
大学図書館所蔵 全166件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
その他の著者: 沼野充義, 納富信留, 大西克也, 安藤宏
2019年10月19日に行われた東京大学ホームカミングデイ文学部企画シンポジウム, 『ことばの危機 : 入試改革・教育行政を問う』の内容をもとに新書として編集し直したもの
内容説明・目次
内容説明
大学入試改革や新学習指導要領の公示により、「国語」をめぐる様々な変更点が注目を集めている。「論理国語」「文学国語」といった区分が新たに誕生し、新・大学入試共通テストでは実用的な文章の読解が増加する見込みだ。また、それに連動して、高等学校の「国語」からは文学の比重が減ることが予想されている。このように「実用性」を強調し、文学を特殊な領域に囲い込もうとする大学入試改革・教育政策はいかなる点で問題なのか。この変化の背景にある、日本社会全体に蔓延した「ことば」に対する偏った見方とは何か。そして、なぜ今の時代にこそ文学的知性と想像力が重要なのか。東京大学文学部の五名の教授陣が、各専門の立場から問題意識を熱く語った、必読の講演録!
目次
- 第1章 「読解力」とは何か—「読めていない」の真相をさぐる(「読解力がない!」とはどういうことか;「読解力がない!」は読み手だけの問題なのか ほか)
- 第2章 言葉の豊かさと複雑さに向き合う—奇跡と不可能性の間で(簡単な表現でも「正しく」翻訳できるとは限らない;文学的教養の大事さ ほか)
- 第3章 ことばのあり方—哲学からの考察(哲学から考える問題の本質;ことばをツールとする態度 ほか)
- 第4章 古代の言葉に向き合うこと—プレテストの漢文を題材に(古代の言葉を読み解くこと;ポライトネスと「忖度」—漢文の表現から ほか)
- 第5章 全体討議
「BOOKデータベース」 より