告発・原子力規制委員会 : 被ばくの実験台にされる子どもたち

著者

    • 松田, 文夫 マツダ, フミオ

書誌事項

告発・原子力規制委員会 : 被ばくの実験台にされる子どもたち

松田文夫著

緑風出版, 2020.5

タイトル別名

告発原子力規制委員会 : 被ばくの実験台にされる子どもたち

タイトル読み

コクハツ ゲンシリョク キセイ イインカイ : ヒバク ノ ジッケンダイ ニ サレル コドモ タチ

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内容説明・目次

内容説明

福島第一原発の事故後、国は被ばくの限度をそれまでの年間1ミリシーベルトから20ミリシーベルトまで引き上げた。被ばくの影響は大勢の住民に及ぶので、本来であれば被ばくの限度を引き下げるべきであるが、正反対の措置がとられたのである。これにより、特に放射線の影響を受けやすい子どもたちは、放射線障害を発症するおそれがある。この20ミリシーベルトの値は、その理論的根拠が明確ではなく、また、この値が規定されている法律はない。この値は理論的にも、法的にも根拠がないのである。それなのに、被災地の人々はこの値に基づいて汚染地区に住むように強制され、子どもたちが被ばくの実験台にされている。本書では、子どもたちを被ばくの実験台にしようとするのは、いったい誰なのか—それを明らかにする。

目次

  • 1 『てんまつ記』以降のてんまつ
  • 2 1ミリシーベルトはどこに規定されているか
  • 3 20ミリシーベルトは誰が決めたのか
  • 4 20ミリシーベルトの根拠はあるのか
  • 5 被ばくの実験台にされる子どもたち
  • 6 まとめとおわりに

「BOOKデータベース」 より

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