転換期のミャンマーを生きる : 「統制」と公共性の人類学
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転換期のミャンマーを生きる : 「統制」と公共性の人類学
風響社, 2020.3
- タイトル別名
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転換期のミャンマーを生きる : 統制と公共性の人類学
- タイトル読み
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テンカンキ ノ ミャンマー オ イキル : 「トウセイ」ト コウキョウセイ ノ ジンルイガク
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文献あり
内容説明・目次
内容説明
激変するかに見えた国の底流にあるもの。民政移管、そして「スーチー政権」へ。人びとの上には今も「統制」のくびきがある一方、傍らにはさまざまな「公共性」の風穴がほの見える。モノ・情報・コミュニティから見た可能性とは。注目の民博共同研究の成果。
目次
- 「統制」と公共性研究について
- 第1部 統制のほころびと新たな公共性の行方(「経験」された統制—社会主義時代における農村の調査;民主化運動における「対抗的公共圏」の成立過程;軍統制下における農村の公共意識と宗教—上ビルマ村落の事例から;ミャンマーにおけるフェイスブックと公共性の構築;セキュリティ民営化とインフォーマルな国家統制)
- 第2部 民主化の中の宗教—競合する公共性(仏教を結節点とした「つながり」とその変容;民主化による新たな試練とムスリムコミュニティ;説法会を核とする仏教公共性)
- 第3部 マイノリティをめぐる統制と鼓動(“ガラスの多文化主義”と少数民族のパブリシティ;少数民族組織の活動にみる統制・公共圏・共同体のありよう—パラウン(タアン)民族を事例に;他者化された人々と公共的なるもの—カンボジア農村部のベトナム人の事例から;シンガポールの多文化主義による「統制」と新たな空間の創出)
「BOOKデータベース」 より