世阿弥の稽古哲学
著者
書誌事項
世阿弥の稽古哲学
東京大学出版会, 2020.5
増補新装版
- タイトル別名
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Philosophical investigation into the Zeami's teaching of exercise and expertise
世阿弥の稽古哲学
- タイトル読み
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ゼアミ ノ ケイコ テツガク
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
文献一覧: p315-324
内容説明・目次
内容説明
世阿弥は対立を生き、調和を生き、そして対立と調和の「移る堺」を生き、その「堺」の消え去る境地を生きた。予測不能な舞台に対処する稽古の智慧。新たに補章を加え増補新装版として登場。
目次
- 伝書はいかなる視点から読まれてきたか—そしていかに読みうるか
- 伝書理解のための補助線—理論枠組みの設定、そして作業図
- 稽古の教えに秘められた智慧—稽古の「次第梯登」
- 稽古開始以前の子ども—「七歳をもて初めとす」が前提にした子どもの身体
- 稽古における型の問題(研究ノート)
- 伝書における無心の厚み
- 伝書における二重の見—「離見の見」と「書く世阿弥」
- 有主風と我意分—無心における創造性・主体性とはどういうことか
- 息と音楽性—根底に流れる位相を稽古するとはどういうことか
- 序破急—成就するとはどういうことか
- 結び—むすんで、ひらいて
- 補章 世阿弥の還相—“他者”の問題
「BOOKデータベース」 より