まだ温かい鍋を抱いておやすみ
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まだ温かい鍋を抱いておやすみ
祥伝社, 2020.5
- タイトル読み
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マダ アタタカイ ナベ オ ダイテ オヤスミ
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注記
初出: 祥伝社Webマガジン「コフレ」ほか
収録内容
- ひと匙のはばたき
- かなしい食べもの
- ミックスミックスピザ
- ポタージュスープの海を越えて
- シュークリームタワーで待ち合わせ
- 大きな鍋の歌
内容説明・目次
内容説明
スポーツ用品販売会社に勤める素子は、同じく保育園に通う子供を持つ珠理を誘って、日帰り温泉旅行に出かけることに。ずらりと食卓に並ぶのは、薬味をたっぷり添えた鰹のたたき、きのこと鮭の茶碗蒸し、栗のポタージュスープ。季節の味を堪能するうち、素子は家族を優先して「自分が食べたいもの」を忘れていたこと、母親の好物を知らないまま亡くしてしまったことに思いを巡らせ…(「ポタージュスープの海を越えて」)。彼女が大好きな枝豆パンは、“初恋の彼”との思い出の品。病に倒れた父の友人が、かつて作ってくれた鶏とカブのシチュー。—“あのひと口”の記憶が紡ぐ6つの物語。
「BOOKデータベース」 より