発酵学の革命 : マイヤーホッフと酒の旅

書誌事項

発酵学の革命 : マイヤーホッフと酒の旅

木村光著

(学術選書, 091)

京都大学学術出版会, 2020.7

タイトル読み

ハッコウガク ノ カクメイ : マイヤーホッフ ト サケ ノ タビ

注記

オットー・マイヤーホッフの年譜: p248-253

内容説明・目次

内容説明

マイヤーホッフ(1884‐1951)は酵母菌がアルコールを生み出す過程を解明し、謎だった微生物の働きを明かして生命科学研究を新次元に押し上げた。発酵学に革命をもたらした「アルコール発酵の父」を知ってもらいたい!酒と料理を愛する化学者である筆者は、敬愛する先達の事績を訪ね世界中を旅した。マイヤーホッフのナチスからの逃避行の顛末を明らかにし、偉大な人物像に迫る。マイヤーホッフ発酵研究史と、筆者の旅の記録の二部構成。

目次

  • 第1部 マイヤーホッフをめぐる旅(アルコール発酵解明の歴史;オットー・マイヤーホッフの時代;発酵研究史とマイヤーホッフ;マイヤーホッフをめぐる旅;マイヤーホッフの同時代人;筆者らの微生物研究)
  • 第2部 旅の記憶―世界の酒・食・文化に触れる(ワインと料理をめぐるバイオの世界旅;カナダのバイオ会議後、アメリカ・ナパバレーへ(1980,07,18‐08,15);ドイツの町々(1984,09,08‐25);ヨーロッパのクリスマス(1989,12,10‐27);パスツールの故郷、ドールとアルボア(1990,08,18‐);年末のロンドンで国際シンポジウム(1992,12,12‐26);スペインのヘレスとカディス(1993,06,20‐))

「BOOKデータベース」 より

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