万物創生をはじめよう : 私的VR事始
著者
書誌事項
万物創生をはじめよう : 私的VR事始
みすず書房, 2020.6
- タイトル別名
-
Dawn of the new everything : encounters with reality and virtual reality
- タイトル読み
-
バンブツ ソウセイ オ ハジメヨウ : シテキ VR コトハジメ
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注記
原著 (Henry Holt and Company, 2017) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
平凡な会社員の生活がバーチャルリアリティ(VR)空間と現実世界にまたがる—こんな時代の到来を、40年前に誰が確信していただろう…この人以外に。第一次VRブームの立役者であるラニアーが、VRの来歴と次世代への展望を(意外にも初めて)書き尽くした真骨頂の一冊。人間とVRの関係の本質について、先駆者ならではの思索を綴る。異能の者たち(男性ばかりではない)がひしめく80年代〜90年代初頭のシリコンバレーの情景も、アップルやマイクロソフトのようなIT覇者とは異なる視点からいきいきと振り返る。
目次
- 一九六〇年代—エデンで起こった恐ろしい出来事
- 救難宇宙船
- バッチ処理
- 私がVRを大好きなわけ(基本的な事柄について)
- システムの中のバグ(VRの暗黒面について)
- 旅路
- 西海岸
- 粋狂の谷
- エイリアンとの遭遇
- 没入感
- 新しい万物を身にまとい(ハプティクスについて、そしてアバターについても少々)
- 日の出前
- 六つの自由度(センサとVRデータについて少々)
- 見いだされる
- あなたのピラミッドのてっぺんにあるもの(VR用ビジュアルディスプレイについて)
- VPL体験
- 内側から見たり聞いたりするためのさまざまな球(「映像」と音響について少々)
- シーン
- 私たちはいかにして未来に希望を託すに至ったか
- 1992年、外へ
- コーダ—リアリティの挫折
「BOOKデータベース」 より