光炎の人
著者
書誌事項
光炎の人
(角川文庫, 21800-21801,
KADOKAWA, 2019.9
- 上
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- タイトル読み
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コウエン ノ ヒト
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注記
2016年刊の文庫化
ブックジャケットのシリーズ番号: [き44-1], [き44-2]
主要参考文献: 下p413-414
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784041082119
内容説明
時は日露戦争前夜—明治の近代化が進む日本で、徳島の貧しき葉煙草農家に生まれた郷司音三郎。爪に火をともすような暮らしを送る一家を助けるため、池田の工場に働きに出た音三郎は、そこで電気を使用した技術に出合い、その目に見えぬ力に魅了され、仕送りするのも忘れ新製品の開発に没頭するようになった。やがて、開発の熱心さを認められ、大阪の工場に誘われた音三郎は、技術者としての大きな一歩を踏み出した!
- 巻冊次
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下 ISBN 9784041082126
内容説明
大阪の工場で技術開発にすべてを捧げた郷司音三郎。これからの世に必要なものは無線機と考え、会社に開発を懇願するが、あと一歩で製品化というところで頓挫してしまう。新たな環境を求め、学歴を詐称して東京の軍の機関に潜り込んだ音三郎だったが、そこで待っていたのは日進月歩の技術革新と、努力だけでは届かない己の無力な姿だった…。戦争の足音が近づく中、満州に渡り軍のために無線開発を進める音三郎の運命は?
「BOOKデータベース」 より