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折口信夫の戦後天皇論

中村生雄著

(法蔵館文庫, [な1-1])

法藏館, 2020.5

Title Transcription

オリクチ シノブ ノ センゴ テンノウロン

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Note

原本は1995年11月刊(法藏館)

シリーズ番号はブックジャケットによる

Description and Table of Contents

Description

敗戦を「神やぶれたまふ」と表現した折口信夫。やがて“神”から“人間”となった天皇や、神道指令後の日本神道に、彼はいかなる可能性を見出そうとしたのか。「日本神道の“対抗宗教改革”プラン」「神と精霊の対立というパラダイム」「“新国学”の戦前と戦後」など、折口学の深淵へと果敢に挑んだ論考を収め、擁護や否定といった枠組みを超えた折口理解“第三の道筋”を切り拓いた画期的労作。

Table of Contents

  • 第1部 折口信夫の戦後天皇論(「女帝考」はなぜ書かれたか;日本神道の“対抗宗教改革”プラン)
  • 第2部 折口古代学の基礎理論(神と精霊の対立というパラダイム;“神”観念と“性”のメタファー)
  • 第3部 折口信夫と柳田国男(『古代研究』の成立まで;“新国学”の戦前と戦後)
  • 第4部 終章(いま折口信夫をどう読むか)

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