月と蛇と縄文人
著者
書誌事項
月と蛇と縄文人
(角川文庫, 22143)
KADOKAWA, 2020.4
- タイトル別名
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角川ソフィア文庫
- タイトル読み
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ツキ ト ヘビ ト ジョウモンジン
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注記
寿郎社2014年刊の加筆・修正
その他のタイトルはブックジャケットによる
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 I-155-1」の表示あり
参考文献: p342-349
内容説明・目次
内容説明
縄文土器の文様はなぜ「縄」なのか?ストーンサークルはなぜ「円」を描いているのか?死者はなぜ「穴」に埋められるのか?旧来の考古学が看過してきた素朴な疑問の数々を読み解くと、縄文人の「こころ」が見えてくる。自身も多くの遺跡の発掘に立ち会った著者が、綿密なフィールドワークをもとに、脳科学・心理学・宗教学・文化人類学など諸学問の知見を組み合わせて論じる。全く新しい縄文論。
目次
- 第1章 縄文人のものの考え方(縄文の謎はなぜ解けない;ユングとエリアーデ;ネリー・ナウマンの象徴研究;日本の考古学者の象徴論;異分野からのアプローチ;読み解きの鍵はシンボリズムとレトリック)
- 第2章 縄文人のものづくり原理(縄文土器は本当に鍋か;土偶のワキはなぜ甘い;石斧の以呂はなぜ緑なのか;貝輪をはめるのはなぜ女性なのか)
- 第3章 縄文人の大地のデザイン原理(なぜ死者を穴に埋めるのか;竪穴住居になぜ住むのか;ストーンサークルはなぜ円いのか;環状土籬は土木工事か;貝塚はゴミ捨て場なのか;水場遺構で何が行われたのか;火災住居は単なる火事か)
- 第4章 縄文人の神話的世界観(縄文人の世界観;月のシンボリズムの行方;縄文文化の本質)
「BOOKデータベース」 より