現代精神医学原論
著者
書誌事項
現代精神医学原論
みすず書房, 2020.3
- : 新装版
- タイトル別名
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The concepts of psychiatry
- タイトル読み
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ゲンダイ セイシン イガク ゲンロン
並立書誌 全1件
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現代精神医学原論 / ナシア・ガミー著 ; 村井俊哉訳
BD08601316
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現代精神医学原論 / ナシア・ガミー著 ; 村井俊哉訳
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注記
原タイトル:The concepts of psychiatry
文献:巻末piv〜xiii
内容説明・目次
内容説明
現代精神医学においては「生物・心理・社会モデル」の理念をはじめ、操作的診断基準、精神薬理学、認知行動療法など、20世紀の後半から興隆し、今日ではもはやメインストリームとも言うべき流れが、多くの場面で存在する。そのなかで当然のごとく用いられている概念を根源的に再検証するために、ナシア・ガミーは精神医学者・ヤスパースの『精神病理学総論』(1913)に立ち戻り、精神医学の現状を理解するための理論を組み立ててゆく。ヤスパースの時代から今日に至るまでの精神医学史、その断層を埋めるように論じられる実践的各論は、ただの治療マニュアルにない思索に満ちている。病とは何か、心とは何か、そして精神医学とは何か。米国精神医学界の若き知性による、新世紀の『精神病理学総論』と呼ぶにふさわしい快著である。
目次
- 第1部 理論編 臨床医は何を考えているのか、そしてそれはなぜか(現状—教条主義、生物・心理・社会モデル、そしてそれに代わるもの;そこには何があるのか—心と脳について;どうやってそれを知るか—心を理解する ほか)
- 第2部 実践編 臨床医は何をしているのか、そしてそれはなぜか(心の病気の本性について—疾患か神話か?;混乱からの秩序?—精神科疾病分類の進化;DSM‐4の理論—理念型 ほか)
- 第3部 折衷主義のあとに(生物学と心理学の二極分化の統合—統合主義の希望;多元主義者になるのはどうして難しいのか)
「BOOKデータベース」 より