音楽が聴けなくなる日

書誌事項

音楽が聴けなくなる日

宮台真司, 永田夏来, かがりはるき著

(集英社新書, 1023F)

集英社, 2020.5

タイトル読み

オンガク ガ キケナクナル ヒ

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注記

電気グルーヴのピエール瀧が麻薬取締法違反容疑で逮捕された翌日、レコード会社は全ての音源・映像を「自粛」した。その「自粛」は何のため、誰のためか。現代社会における音楽・薬物・自粛の在り方について考察する。

音楽自粛小史: p214-215

内容説明・目次

内容説明

電気グルーヴのピエール瀧が麻薬取締法違反容疑で逮捕された翌日、レコード会社は全ての音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止を発表した。近年ミュージシャンの薬物事件ではこのような対応が即座になされ、また強化されてきたが、その「自粛」は何のため、誰のためのものだろうか?こうした「自粛」に異を唱える著者たちがそれぞれの立場から問題の背景と構造を明らかにし、現代社会における「音楽」「薬物」「自粛」の在り方について考察を深めていく一冊。巻末の音楽自粛小史は必見。

目次

  • 第1章 音楽が聴けなくなった日(ピエール瀧逮捕で電気グルーヴが聴けなくなる;署名提出とその後;自粛と再帰性;友達と、社会と)
  • 第2章 歴史と証言から振り返る「自粛」(音楽自粛30年史;事務所、ミュージシャン、レコード会社それぞれの証言)
  • 第3章 アートこそが社会の基本だ(快不快は公共性を持たない;アートの思想こそが近代社会の基本だ;好きなものを好きと言おう)

「BOOKデータベース」 より

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