厭な小説
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書誌事項
厭な小説
(角川文庫, き26-56)
KADOKAWA, 2020.5
- タイトル読み
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イヤ ナ ショウセツ
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注記
祥伝社文庫 2012年刊の加筆修正
同期の愚痴にうんざりして帰宅した私を出迎えたのは、巨大な顔、山羊のような瞳の、見知らぬ不気味な子供だった。しかし、妻は自分たち以外に家には誰もいないと言う。幻覚か? だが、それが悪夢の日々の始まりだった…。
収録内容
- 厭な子供
- 厭な老人
- 厭な扉
- 厭な先祖
- 厭な彼女
- 厭な家
- 厭な小説
内容説明・目次
内容説明
「厭で厭で厭で堪らなくって、それでみんな逃げ出したんだ。会社から、人生から、日常から、人間から—」職場と家庭の人間関係に苦悩する私の家に現れた、巨大な顔に山羊のような瞳を持つ子供らしきもの。永遠の幸福をくれるというホテルで、安全な殺人を行うことととなったホームレスの男。何故か僕が厭だと思うことだけを繰り返す、異常な彼女—。あなたに擦り寄る戦慄と驚愕。世にも奇妙な、7つの物語。
「BOOKデータベース」 より