書誌事項

金正恩の機密ファイル

城内康伸著

(小学館新書, 373)

小学館, 2020.6

タイトル読み

キム ジョンウン ノ キミツ ファイル

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注記

北朝鮮取材25年超の著者は、独自ルートで約1400件の機密文書を入手した。金正恩暗殺計画、朝鮮人民軍内申書、麻薬汚染への戒めなど、内部資料を通じて北朝鮮の全体像に迫る。取材余録もコラムとして収録。

内容説明・目次

内容説明

北朝鮮は独裁国家だ。情報統制も厳しい。内情を知るには公式発表の裏を読み取るか、脱北者の証言に頼るか。いや唯一、抜け道があった。それが今回、筆者が試みた内部資料である。朝鮮半島取材歴25年に及ぶ筆者は、独自のルートで約1400件超の機密文書や音声記録を入手した。金正恩の暗殺計画から朝鮮人民軍の内申書、はたまた深刻な麻薬汚染や巷に現れたモヒカン男子への戒めまで—。当局発の文書ゆえ生々しい。圧政に苦しみながらも生き抜く民衆のしたたかさも見えてくる。北の監視網を潜り抜けた筆者の取材余録もコラムとして収録!

目次

  • 第1章 金正恩暗殺計画と21世紀の妙薬(過剰警護;大量の爆薬を集めた男 ほか)
  • 第2章 荒廃する朝鮮人民軍(文書は9000ページ超;人民軍は「無法天地」 ほか)
  • 第3章 無法者の稼ぎ方(「絶対秘密」検察文書;トラの像、盗まれる ほか)
  • 第4章 金正恩秘録(展示性事業;216号資金 ほか)
  • 第5章 なぜ核に固執し続けるのか(命懸けの隠し録り;中ロに怒る ほか)

「BOOKデータベース」 より

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