イギリス風景式庭園の美学 : 「開かれた庭」のパラドックス

Bibliographic Information

イギリス風景式庭園の美学 : 「開かれた庭」のパラドックス

安西信一著

東京大学出版会, 2020.5

増補新装版

Other Title

Paradoxes of the Hortus Apertus : aesthetics of the English landscape garden

イギリス風景式庭園の美学 : 開かれた庭のパラドックス

Title Transcription

イギリス フウケイシキ テイエン ノ ビガク : ヒラカレタ ニワ ノ パラドックス

Note

18世紀イギリスで誕生した風景式庭園は、全ヨーロッパで大流行を起こした。17〜19世紀に現れた多くの庭園美学理論的な言説を分析し、背景にある思想の歴史的展開を解明する。

その他のタイトルは標題紙裏による

関連年表: 巻末p9-12

参考文献(抄): 巻末p15-27

Contents of Works
  • 楽園と普遍言語
  • 〈閉ざされた庭〉のパラドックスと庭園破壊
  • 復楽園としてのイギリス
  • シヴィック・ヒューマニズムとエピクロス主義
  • 庭園の立憲君主制
  • 不協和な協和
  • 夢想の美学の成立と解体
  • 〈開かれた庭〉の終焉
  • 内部としての庭園/外部としての庭園
Description and Table of Contents

Description

18世紀英国で誕生した風景式庭園は、全ヨーロッパで大流行を起こした。17〜19世紀における膨大な庭園美学の言説を分析し、背景にある思想の歴史的展開を解明する。未開拓領域の本格的な研究。

Table of Contents

  • 序 楽園と普遍言語
  • 第1部 風景式庭園の淵源(十七世紀)—“閉ざされた庭”から“開かれた庭”へ
  • 第2部 公共の精神からの風景式庭園の誕生(十八世紀前半)—主導的言説の再精査
  • 第3部 風景式庭園の変質(十八世紀後半から十九世紀へ)
  • 結 内部としての庭園/外部としての庭園

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