新自殺論 : 自己イメージから自殺を読み解く社会学

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新自殺論 : 自己イメージから自殺を読み解く社会学

大村英昭, 阪本俊生編著

青弓社, 2020.5

タイトル読み

シン ジサツロン : ジコ イメージ カラ ジサツ オ ヨミトク シャカイガク

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注記

自殺を考察するためには、個人的事情の背後に隠された要因の究明が必要。自殺率統計を援用しながら、ゴフマンが提起する自己のイメージの概念をデュルケムと関連づけて考察。デュルケムの「自殺論」を現代に適用して分析する。

収録内容

  • 東日本大震災後の日本の自殺をめぐって / 大村英昭著
  • 日本における自殺の概観 / 大村英昭著
  • デュルケムの『自殺論』の概説 / 大村英昭著
  • 『自殺論』と現代の自殺 / 阪本俊生著
  • 社会変化と自殺率 / 阪本俊生著
  • 国際比較からみる現代の日本の自殺 / 阪本俊生著
  • 役割期待と自殺 / 大村英昭著
  • 若年層における雇用不安定化と自殺 / 平野孝典著
  • スティグマと自殺 / 阪本俊生著
  • 岡檀『生き心地の良い町』にみるフェイスと自殺 / 阪本俊生著
  • フェイスと自殺の諸相 / 阪本俊生著
  • 自殺とフェイスについて / 阪本俊生著

内容説明・目次

内容説明

自殺は高度に社会的な現象である。したがって、自殺を考察するためには、個人的事情の背後に隠された要因の究明が必要である。自殺率統計を援用しながら、ゴフマンが提起する自己イメージ(体面=フェイス)の概念をデュルケムと関連づけて考察し、デュルケムの『自殺論』を現代に適用して分析する。

目次

  • 第1部 デュルケムの視点からみる日本の自殺(東日本大震災後の日本の自殺をめぐって;日本における自殺の概観;デュルケムの『自殺論』の概説;『自殺論』と現代の自殺—現代の自殺にどう生かせるか;社会変化と自殺率—19世紀と20世紀;国際比較からみる現代の日本の自殺)
  • 第2部 面子(フェイス)ロスの視点からみる日本の自殺—表層からの自殺論(役割期待と自殺;若年層における雇用不安定化と自殺;スティグマと自殺;岡檀『生き心地の良い町』にみるフェイスと自殺;フェイスと自殺の諸相;自殺とフェイスについて—社会変化と社会学の視点)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC00676529
  • ISBN
    • 9784787234681
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    291p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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