発酵文化人類学 : 微生物から見た社会のカタチ
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書誌事項
発酵文化人類学 : 微生物から見た社会のカタチ
(角川文庫, 22216,
KADOKAWA, 2020.6
- タイトル読み
-
ハッコウ ブンカ ジンルイガク : ビセイブツ カラ ミタ シャカイ ノ カタチ
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注記
2017年5月に木楽舎より刊行された単行本を加筆修正のうえ文庫化したもの
内容説明・目次
内容説明
味噌、醤油、ヨーグルト、日本酒、ワインなど、世界中にある発酵食品。著者はあるきっかけで“発酵”に魅せられ、日本だけでなく世界各地に伝承された美味なる食品を求めて旅をした。発酵の仕組みや人間と微生物との関わりを学ぶ中で発見したのは、発酵には未来と過去があり、“微生物と人間の共存”は社会を見直すキーワードそのものだったということ。生物学、哲学、芸術、文化人類学などの専門用語を平易に解説。
目次
- 1 ホモ・ファーメンタム—発酵する、ゆえに我あり
- 2 風土と菌のブリコラージュ—手前みそとDIYムーブメント
- 3 制限から生まれる多様性—マイナスをプラスに醸すデザイン術
- 4 ヒトと菌の贈与経済—巡り続けるコミュニケーションの環
- 5 醸造芸術論—美と感性のコスモロジー
- 6 発酵的ワークスタイル—醸造家たちの喜怒哀楽
- 7 よみがえるヤマタノオロチ—発酵の未来は、ヒトの未来
「BOOKデータベース」 より