ドリーム・ハラスメント : 「夢」で若者を追い詰める大人たち
Author(s)
Bibliographic Information
ドリーム・ハラスメント : 「夢」で若者を追い詰める大人たち
(イースト新書, 124)
イースト・プレス, 2020.6
- Other Title
-
ドリームハラスメント : 夢で若者を追い詰める大人たち
- Title Transcription
-
ドリーム・ハラスメント : 「ユメ」デ ワカモノ オ オイツメル オ トナ タチ
Related Bibliography 1 items
-
-
ドリーム・ハラスメント : 「夢」で若者を追い詰める大人たち / 高部大問著
BB31533879
-
ドリーム・ハラスメント : 「夢」で若者を追い詰める大人たち / 高部大問著
Available at 1 libraries
  Aomori
  Iwate
  Miyagi
  Akita
  Yamagata
  Fukushima
  Ibaraki
  Tochigi
  Gunma
  Saitama
  Chiba
  Tokyo
  Kanagawa
  Niigata
  Toyama
  Ishikawa
  Fukui
  Yamanashi
  Nagano
  Gifu
  Shizuoka
  Aichi
  Mie
  Shiga
  Kyoto
  Osaka
  Hyogo
  Nara
  Wakayama
  Tottori
  Shimane
  Okayama
  Hiroshima
  Yamaguchi
  Tokushima
  Kagawa
  Ehime
  Kochi
  Fukuoka
  Saga
  Nagasaki
  Kumamoto
  Oita
  Miyazaki
  Kagoshima
  Okinawa
  Korea
  China
  Thailand
  United Kingdom
  Germany
  Switzerland
  France
  Belgium
  Netherlands
  Sweden
  Norway
  United States of America
Search this Book/Journal
Note
タチの悪い悪意無き共犯者たちによる「夢を持て」の大合唱。その陰に隠れて黙殺されてきたドリーム・ハラスメントという実態。夢を持てないとヒトは死ぬのか。教育関係者自らが、教育界の長年のタブーを抉り出す。
参考資料一覧: p272-278
Description and Table of Contents
Description
犯行の凶器は、「夢」でした。タチの悪い悪意無き共犯者たちによる「夢を持て」の大合唱。その陰に隠れて黙殺されてきたドリーム・ハラスメントという実態。数々のインタビュー・文献調査から浮き彫りになったのは、夢を持てずに苦しむ直接的被害者と、意外な間接的被害者の存在。誰も夢から逃れられないのに、誰も夢の持ち方は教えてくれない。夢に支配されない生き方も提示されない。只々「夢は善」と妄信させるだけ。夢を持てないとヒトは死ぬのか。そんなにも社会は生きづらいのか。教育関係者自らが、教育界の長年のタブーをえぐり出す。
Table of Contents
- 第1章 夢に食い殺される若者たち(どこへ行っても夢まみれの社会;夢はただの後付け物語;夢にねじ曲げられる若者の個性;正解志向と忖度力は当然の帰結)
- 第2章 職業以外の夢が認められない異常(「夢=職業」という画一的な夢観;曖昧にしてきた夢の定義;職業観の変遷と夢化)
- 第3章 タチの悪い悪意無き共犯者たち(悪意無き教師と保護者;教師という職業的宿命;教師を動かしたもう1人の犯人;夢は大量生産できなかった日本)
- 第4章 夢を持たないとヒトは死ぬのか(『夢をかなえるゾウ』の空白地帯;夢を持たない生き方;大きな夢より小さな成功体験)
- 第5章 それでも夢を持たせたいならば(近くを見よという逆説;夢は宿るもの;実現しても終わりではない夢の続き;夢のある社会への改築こそ大人の仕事)
by "BOOK database"