笑う桐野夏生 : 「悪」を書く作家群
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書誌事項
笑う桐野夏生 : 「悪」を書く作家群
言視舎, 2020.6
- タイトル別名
-
笑う桐野夏生 : <悪>を書く作家群
笑う桐野夏生 : 悪を書く作家群
- タイトル読み
-
ワラウ キリノ ナツオ : 「アク」オ カク サッカグン
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注記
文献: 巻末pi-viii
内容説明・目次
内容説明
桐野夏生、中村文則、平野啓一郎、西加奈子、吉田修一、村上春樹…“悪”に魅入られたかのように次々と生み出される現代日本の小説群は、解読されることを欲している。
目次
- 序 笑いとマスク
- 1 私とは誰か?(桐野夏生—『メタボラ』『夜の谷を行く』『バラカ』『抱く女』など;中村文則—『私の消滅』;平野啓一郎—『ある男』)
- 2 転調(桐野夏生—『OUT』『ダーク』など;桐野夏生—『優しいおとな』『路上のX』など;桐野夏生—『魂萌え!』など;桐野夏生—『ハピネス』『ロンリネス』;桐野夏生—『とめどなく囁く』;桐野夏生—『緑の毒』)
- 3 カルト、ジェンダー、ホラー(桐野夏生—『ナニカアル』;金子光晴—『マレーの感傷』;桐野夏生—『ファイアボール・ブルース』など;西加奈子—刺青とジェンダー;ロラン・バルト—『デクストの楽しみ』;吉田修一—変容するアンドロギュヌス;桐野夏生—『柔らかな頬』『I’m sorry,mama.』『猿の見る夢』など)
- 結語 サバイブするヒーロー/ヒロイン
「BOOKデータベース」 より