時効なき日本軍「慰安婦」問題を問う

書誌事項

時効なき日本軍「慰安婦」問題を問う

纐纈厚, 朴容九編

社会評論社, 2020.7

タイトル別名

時効なき日本軍慰安婦問題を問う

タイトル読み

ジコウ ナキ ニホングン イアンフ モンダイ オ トウ

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注記

帝国日本の女性に対する人権侵害の負の歴史と、戦後それを放置して失われたままの日本国家への信頼-。韓国外国語大学の2018年国際シンポジウムでの発表をもとに、「慰安婦」の問題に時効はありえないということを示す。

参考文献: 章末

収録内容

  • 日本軍「慰安婦」の転生と解恨 / 朴容九著
  • 従軍慰安婦問題の国際性と無時効性 / 纐纈厚著
  • 「慰安婦」問題の超国家性と記憶の「グローカル」化 / 申琪榮著
  • 日本軍「慰安婦」問題をめぐる「歴史戦」とグレンデール市の「平和の少女像」 / 李芝英著
  • 固着の「歴史」、進行する「被害」 / 韓惠仁著
  • 日本軍慰安婦問題に関する政治的言説 / 李相薫著
  • 日本慰安婦問題に対する中国政府の立場 / 李哲源著
  • 日本植民地下における台湾の慰安婦問題 / 楊孟哲著
  • 東南アジア島嶼部周縁地域における日本軍性奴隷制 / 松野明久著

内容説明・目次

内容説明

帝国日本の女性に対する人権侵害の負の歴史と、戦後それを放置して失われたままの日本国家への信頼。たとえ世代が変わろうとも、“不作為の行為”の責任が無時効性に問われている。

目次

  • 第1部 日本軍「慰安婦」問題のグローバリティ(日本軍「慰安婦」の転生と解恨;従軍慰安婦問題の国際性と無時効性—普遍的責務の履行と歴史和解の方途;「慰安婦」問題の超国家性と記憶の「グローカル」化;日本軍「慰安婦」問題をめぐる「歴史戦」とグレンデール市の「平和の少女像」)
  • 第2部 日本軍「慰安婦」問題のローカリティ(固着の「歴史」、進行する「被害」—二つの国の日本軍「慰安婦」の歴史を扱う方法;日本軍慰安婦問題に関する政治的言説;日本慰安婦問題に対する中国政府の立場—その歴史認識と最近の研究動向に絡めて;日本植民地下における台湾の慰安婦問題—その背景としての日本の公娼制度及性需要に関連して;東南アジア島嶼部周縁地域における日本軍性奴隷制—東ティモールとインドネシア・南スラウェシ州の調査から)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC01232724
  • ISBN
    • 9784784515820
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    300p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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