世にもふしぎな化け猫騒動
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世にもふしぎな化け猫騒動
(角川ソフィア文庫, J126-2)
KADOKAWA, 2020.7
- タイトル読み
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ヨニモ フシギ ナ バケネコ ソウドウ
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注記
化けて踊って人を食う。それでもやっぱり猫はかわいい! 日本の古典文学を中心に、歴史書、日記、随筆、地誌や戯作など、様々な資料の中から集めてきた、猫にまつわる不思議な話を現代語に訳して紹介。詳しい語注と解説付き。
文献:p190〜196
内容説明・目次
内容説明
猫に生まれ変わってご馳走を食べに来た父(『日本霊異記』)、名刀「猫丸」の名前の悲しい由来(『古刀銘尽大全』)、かわいい子猫に化けて焼きおにぎりをもらった大猫(『むかしばなし』)、ペットの鳥をとってしまい怒られ反省した猫の改心(『藤岡屋日記』)ほか、古代から江戸期までの猫にまつわる怪談・奇談を33編収録。読みやすい現代語訳、詳しい語注と、ていねいな解説でたっぷり味わう、怖くて奇妙でユーモラスな化け猫奇譚集。
目次
- 1 しゃべる猫(解説 しゃべる猫—猫怪談のエッセンス;猫、ものを言うこと—『耳袋』より;猫、もの言わぬこと—『耳袋』より ほか)
- 2 古代・中世の猫(解説 古代の猫;猫に生まれ変わった父—『日本霊異記』より;猫の夢—『源氏物語』より ほか)
- 3 江戸期の猫(解説 江戸期の猫;屋上に眠る猫又—『安斎随筆』より;ねこまた談義—『古今百物語評判』より ほか)
「BOOKデータベース」 より