Bibliographic Information

日本語をどう書くか

柳父章 [著]

(角川文庫, 22229)

KADOKAWA, 2020.7

Other Title

角川ソフィア文庫

Title Transcription

ニホンゴ オ ドウ カクカ

Available at  / 34 libraries

Note

その他のタイトルはブックジャケットによる

ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 E-116-1」の表示あり

法政大学出版局 2003年刊を修正し、巻末の対談を割愛

Description and Table of Contents

Description

日本人は二つの日本語を使い分けている。古来受け継がれてきた日常の「話し言葉」に対し、外国文化を直訳し理解するために作られた人工の「書き言葉」。よい文章を書くには、その決定的な違いを知ることが不可欠だ。句読点や段落の切り方、語感の豊かな言葉選び、文末語の変化が生み出すリズムや余韻—。言文一致という幻想を疑い、ホンネとタテマエの文化的二重構造に切り込む。近代日本語の誕生から解き明かす異色文章読本。

Table of Contents

  • 第1章 作られた日本語(翻訳で作られた日本語;翻訳語、翻訳的用語の使われ方;翻訳で作られた日本「文」)
  • 第2章 日本文の二重構造(日本語の二重構造;日本語の国際性)
  • 第3章 句読法の歴史
  • 第4章 日本文と文末語(常体と敬体の混用文体;文末語はなぜ必要なのか;「である」文の表現力;「現在形」としての動詞止め文)
  • 第5章 日本文をどう書くか(難しそうな言葉を警戒する;言葉感覚に欠けた言葉;段落の切り方について;文末に変化を持たせること)

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  • 角川文庫

    角川書店 1949-

    Available at 1 libraries

Details

  • NCID
    BC01257962
  • ISBN
    • 9784044006099
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    237p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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