百年の記憶と未来への松明 (トーチ) : 二十一世紀英語圏文学・文化と第一次世界大戦の記憶
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百年の記憶と未来への松明 (トーチ) : 二十一世紀英語圏文学・文化と第一次世界大戦の記憶
松柏社, 2020.7
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百年の記憶と未来への松明 : 二十一世紀英語圏文学文化と第一次世界大戦の記憶
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ヒャクネン ノ キオク ト ミライ エノ トーチ : ニジュウイッセイキ エイゴケン ブンガク・ブンカ ト ダイイチジ セカイ タイセン ノ キオク
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Note
引用・参考文献: p391-425
Description and Table of Contents
Description
第一次世界大戦百周年をめぐる世界的動向を踏まえた視座から21世紀英語圏文学・文化における大戦の記憶の諸相を明らかにする。ここに起こっている現象は、ナショナルな枠の内部で形成・継承されてきた戦争の記憶を批判的に乗り越えるための21世紀的想像力を養成してくれるはずだ。
Table of Contents
- 序章 百年の記憶、百年目の責任
- 第1章 「イギリス」永遠のウィルフレッド・オウェン
- 第2章 「イギリス」最後のトミー、すべてのトミー—ハリー・パッチが語る戦争の記憶
- 第3章 「イギリス」“大戦世代”不在の時代に—キャロル・アン・ダフィ「ラスト・ポスト」と傷の記憶/記憶の傷
- 第4章 「ベルギー」三万回の「ラスト・ポスト」が鳴り響くとき—メニン・ゲートという記憶の場/観光の場
- 第5章 「カナダ」癒やしと和解への長い旅路—ジョゼフ・ボイデン『三日間の旅路』とカナダ先住民の「闘い」
- 第6章 「オーストラリア」歴史のトリアージ—トマス・キニーリー『マルスの娘たち』における歴史記述の倫理
- 第7章 「アイルランド」異教徒たちだけが存在する世界で—セバスチャン・バリー『遥かなる路』における「よそ者」たちの記憶
- 第8章 「パキスタン」二十一世紀のヘロドトスたちとスキュラクスたち—カミラ・シャムシー『すべての石に宿る神』における「忠誠」
- 第9章 「イギリス」二十一世紀の『イン・メモリアム』—セバスチャン・フォークス『かつて我が心が鼓動を打っていた場所』における記憶の美学
- 終章 『土曜日』の気分、『秋』の気配、未来への松明
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