稀世の「時計師」ものがたり
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稀世の「時計師」ものがたり
文藝春秋企画出版部 , 文藝春秋(発売), 2020.6
- タイトル別名
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稀世の時計師ものがたり
- タイトル読み
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キセイ ノ トケイシ モノガタリ
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内容説明・目次
内容説明
2020年、91歳を迎えた未和海の人生は、時計、とりわけ機械式時計(メカニカルウォッチ)と共にあった。末の姿勢は、すでに10代で確立されていた。それは、「理論と技能技術の両面から機械式時計のすべてに精通する」ことだった。日本で初実施の「アメリカ時計学会・公認上級時計師(CMW)認定試験」に、1954(昭和29)年、弱冠25歳で合格した末は、自身の姿勢を機械式時計に関する高度なアフターメンテナンス、時計メーカーでの斬新な製品開発という「現場」で貫くだけにとどまらず、人材育成の面でも若き後進に多大の影響を与え続けている。機械式時計の製作、アフターメンテナンスを志す人、そして機械式時計を「思い出の一品」とする全ユーザー必読の書。
目次
- はじめに—なぜ今「時計師」が必要なのか
- 第1章 幼少期の時計と模型を相手の一人遊び
- 第2章 学生時代の「頼まれ時計店」が大繁盛
- 第3章 時計店開業、日本初で「時計師」試験に合格
- 第4章 サラリーマン稼業に転職
- 第5章 83歳で第一線から身を引く
- 終章 最後のミッション—行動、挫折、そして将来へ
「BOOKデータベース」 より