ブルシット・ジョブ : クソどうでもいい仕事の理論
著者
書誌事項
ブルシット・ジョブ : クソどうでもいい仕事の理論
岩波書店, 2020.7
- タイトル別名
-
Bullshit jobs : a theory
ブルシットジョブ
- タイトル読み
-
ブルシット・ジョブ : クソ ドウデモ イイ シゴト ノ リロン
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注記
原著 (New York : Simon & Schuster, 2018) の日本語訳
参考文献: 巻末p1-7
内容説明・目次
内容説明
やりがいを感じずに働いているのはなぜか。ムダで無意味な仕事が増えているのはなぜか。社会の役に立つ仕事ほどどうして低賃金なのか。これらの謎を解く鍵はすべて、ブルシット・ジョブにあった—。ひとのためにならない、なくなっても差し支えない仕事。その際限のない増殖が社会に深刻な精神的暴力を加えている。証言・データ・人類学的知見を駆使しながら、現代の労働のあり方を鋭く分析批判、「仕事」と「価値」の関係を根底から問いなおし、経済学者ケインズが1930年に予言した「週15時間労働」への道筋をつける。ブルシット・ジョブに巻き込まれてしまった私たちの現代社会を解きほぐす、『負債論』の著者による解放の書。
目次
- 序章 ブルシット・ジョブ現象について
- 第1章 ブルシット・ジョブとはなにか?
- 第2章 どんな種類のブルシット・ジョブがあるのか?
- 第3章 なぜ、ブルシット・ジョブをしている人間は、きまって自分が不幸だと述べるのか?(精神的暴力について、第1部)
- 第4章 ブルシット・ジョブに就いているとはどのようなことか?(精神的暴力について、第2部)
- 第5章 なぜブルシット・ジョブが増殖しているのか?
- 第6章 なぜ、ひとつの社会としてのわたしたちは、無意味な雇用の増大に反対しないのか?
- 第7章 ブルシット・ジョブの政治的影響とはどのようなものか、そしてこの状況に対してなにをなしうるのか?
「BOOKデータベース」 より