紀元2600年の満州リーグ : 帝国日本とプロ野球

書誌事項

紀元2600年の満州リーグ : 帝国日本とプロ野球

坂本邦夫著

岩波書店, 2020.7

タイトル別名

紀元二六〇〇年の満州リーグ : 帝国日本とプロ野球

タイトル読み

キゲン 2600ネン ノ マンシュウ リーグ : テイコク ニホン ト プロヤキュウ

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内容説明・目次

内容説明

東京オリンピックが幻に終わった1940年。神武天皇即位から2600年とするこの年、日本統治下の満州で、日本プロ野球チームによるリーグ戦が開催された。しかし、これを契機にプロ野球は国策と戦争に翻弄されていく—。学生野球が盛んだった1920年に「職業野球」として始まり、蔑まれつつ、苦難の道を歩んだ日本のプロ野球の埋もれた歴史を、河野安通志(1884‐1946)と孫孝俊(1901‐63)という日韓二人の野球人の運命を軸に克明に描き出す。

目次

  • プロローグ—感謝状と名刺
  • 第1章 「武士道」をまとった「べーすぼーる」
  • 第2章 日本初のプロ野球チームの主力はなぜ朝鮮人選手だったのか
  • 第3章 満州の野球人になった孫孝俊
  • 第4章 河野安通志、苦難の再挑戦
  • 第5章 「満州リーグ」—紀元二六〇〇年のペルソナ
  • 第6章 総力戦体制への悲しき擬装
  • 第7章 その後の孫孝俊と満州野球界
  • エピローグ—喝采なき栄光

「BOOKデータベース」 より

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