カール・レンナー入門
著者
書誌事項
カール・レンナー入門
成文社, 2020.7
- タイトル別名
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Karl Renner zur Einführung
Karl Renner
カールレンナー入門
- タイトル読み
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カール レンナー ニュウモン
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注記
原著 (Junius Verlag, 1989) の翻訳
参考文献: p164-166
カール・レンナー関連年表: p167-169
内容説明・目次
内容説明
改良主義、日和見主義「国父」レンナーを突き放して、冷徹な分析のメスを振るう。オーストリアを1918年と1945年の二度にわたり「建国」したカール・レンナーは、死後70年の現在も評価と批判が交錯する人物でもある。オーストリアの抱える『あいまいさ』—ナチから解放された国であるとともに、ナチとともに犯した加害を忘れた国—を作り出したのはレンナーではないか、と著者は鋭く迫る。しかし、併載のツヴァンダーによる記事は、最近の筆者の微妙な評価変更を示唆する。
目次
- 1 カール・レンナーという人物の重要性
- 2 民族を問う
- 3 法を問う
- 4 国家を問う
- 5 民主主義を問う
- 6 受動あるいは日和見主義と国内亡命
- 7 国父
- 8 レンナー 社会民主主義者の一つの類型
- 9 レンナー オーストリア人の一つの類型
- 付論 ヴォルフガング・ツヴァンダー「国父カール」
「BOOKデータベース」 より