歴史の中で語られてこなかったこと : おんな・子供・老人からの「日本史」

書誌事項

歴史の中で語られてこなかったこと : おんな・子供・老人からの「日本史」

網野善彦, 宮田登著

(朝日文庫, [あ64-3])

朝日新聞出版, 2020.8

タイトル別名

歴史の中で語られてこなかったこと : おんな子供老人からの日本史

タイトル読み

レキシ ノ ナカ デ カタラレテ コナカッタ コト : オンナ・コドモ・ロウジン カラ ノ「ニホンシ」

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注記

2012年洋泉社より洋泉社歴史新書yとして刊行されたものの文庫化

シリーズ番号はジャケットによる

中世の日本社会では、本当は女性・子供・老人が社会を動かす重要な役目を担っていた!? 「男・コメ・農民」中心の日本史を根底からひっくり返す、歴史学×民俗学の刺激的な対談集。日本近現代の諸問題にも言及。

内容説明・目次

内容説明

中世の日本社会では、本当は女性・子供・老人が社会を動かす重要な役目を担っていた。独自の知見から両氏が歴史を語る時、農業中心の日本像とは違った新たな視座が開けてくる。話題は、日本の近現代の諸問題にも及び…歴史学×民俗学の刺激的な対談集。

目次

  • 第1部 歴史から何を学べばいいのか?(歴史からヒントを得る“文学や映像の世界”;「農業中心史観」が隠蔽した女性の役割;女性史の常識を覆す“桑と養蚕の世界”;“女性と織物の歴史”を民俗学が解き明かす;“老人の役割”を認める歴史を発見する;古い伝統に裏付けられた「接待」と「談合」の歴史;日本人の国家意識を作った「地図の思想」;歴史家・清水三男の足跡をたどる;「従軍慰安婦」問題をめぐって;『日本社会の歴史』を読みなおす)
  • 第2部 歴史研究家と民俗学者の対話(一九八二〜一九九五年)(歴史と民俗の十字路;“衣装”の再発見;渋沢敬三の仕事と意義;コメと日本人;新しい日本像を求めて—歴史と民俗のあいだ)

「BOOKデータベース」 より

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