文豪たちのずるい謝罪文

書誌事項

文豪たちのずるい謝罪文

山口謠司著

宝島社, 2020.8

タイトル別名

文豪たちのずるい謝罪文

タイトル読み

ブンゴウ タチ ノ ズルイ シャザイブン

並立書誌 全1

大学図書館所蔵 件 / 2

この図書・雑誌をさがす

注記

金の無心から締切の交渉、不倫の言い訳、喧嘩の仲裁や詫び…。芥川龍之介、太宰治、林芙美子ら日本の文豪たちが書いたユーモアにあふれる詫び状を、中国文献学者による解説とともに紹介する。

参考文献: p222

内容説明・目次

内容説明

借金、浮気、締め切りの言い訳に文豪の名文が冴える!!文豪ならではの、珠玉の「謝罪文」。

目次

  • 第1章 金!金をくれ!(天才文豪は、借金も平気!?—楢崎勤「太宰治の前借り依頼状」;殺し文句は「死にます」—太宰治「鰭崎潤宛の手紙」 ほか)
  • 第2章 〆切から逃げろ!(言い訳は「頭痛腰痛咽頭痛」—芥川龍之介「水守亀之助宛の手紙」;恩着せがましい言い訳—太宰治「義務」 ほか)
  • 第3章 文豪vs文豪(恋人を寝取った悪友の言い分—小林秀雄「中原中也の思い出」;口の悪すぎる詩人の不平不満—中原中也「昭和二〜十年の日記」 ほか)
  • 第4章 不倫の言い訳(不倫の末の姦通罪—北原白秋「野晒」;ラブレターのお手本は古典—広津和郎「松沢はま宛の手紙」 ほか)
  • 第5章 死ぬ理屈(生活苦のなかの死—田山花袋「東京の三十年」;子供を残して心中の虜に—有島武郎「遺書」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ