分隊長殿、チンドウィン河が見えます : 下級兵士たちのインパール戦

著者
    • 柳田, 文男 ヤナギダ, フミオ
書誌事項

分隊長殿、チンドウィン河が見えます : 下級兵士たちのインパール戦

柳田文男著

日本機関紙出版センター, 2020.8

タイトル読み

ブンタイチョウドノ チンドウィンガワ ガ ミエマス : カキュウ ヘイシタチ ノ インパールセン

注記

47歳で軍政下のビルマへ向かった著者が、少年期・青年期の実体験や、著者自身につながる人々の発言・回想に、ビルマ訪問で知りえた事実を組み合わせ、インパール作戦とはいかなる戦いであったのかを描いた物語。

内容説明・目次

内容説明

あの敗戦から75年。時代は昭和、平成、令和と移り、戦争を知る世代は総人口の2割以下になった。戦禍の記憶と教訓をどう受け継ぎ、向き合っていけばいいのか。「史上最悪の作戦」と呼ばれるインパール作戦の犧牲者たちの遺骨が今なお眠る彼の地に立ち、遠く故郷を愛おしみ亡くなっていった下級兵士たちの慟哭を描く…。

目次

  • 門前に立つ老人
  • インパール作戦
  • 歩兵第六〇聯隊と佐藤分隊
  • 分隊長・佐藤文蔵軍曹
  • 師団結集地ウントー
  • ジビュー山系からチンドウィン河へ
  • 三〇五六高地
  • アラカン山系における戦闘
  • ライマトル・ヒル攻防戦
  • 戦場の団欒
  • 大隊の全滅と敗走行
  • カボウ谷地
  • 「生きて還るんじゃ」
  • 「分隊長殿、チンドウィン河が見えます」
  • 帰還

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BC01695234
  • ISBN
    • 9784889009835
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    大阪
  • ページ数/冊数
    211p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
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