車椅子の横に立つ人 : 障害から見つめる「生きにくさ」
Author(s)
Bibliographic Information
車椅子の横に立つ人 : 障害から見つめる「生きにくさ」
青土社, 2020.8
- Other Title
-
車椅子の横に立つ人 : 障害から見つめる生きにくさ
- Title Transcription
-
クルマイス ノ ヨコ ニ タツ ヒト : ショウガイ カラ ミツメル「イキニクサ」
Available at 177 libraries
  Aomori
  Iwate
  Miyagi
  Akita
  Yamagata
  Fukushima
  Ibaraki
  Tochigi
  Gunma
  Saitama
  Chiba
  Tokyo
  Kanagawa
  Niigata
  Toyama
  Ishikawa
  Fukui
  Yamanashi
  Nagano
  Gifu
  Shizuoka
  Aichi
  Mie
  Shiga
  Kyoto
  Osaka
  Hyogo
  Nara
  Wakayama
  Tottori
  Shimane
  Okayama
  Hiroshima
  Yamaguchi
  Tokushima
  Kagawa
  Ehime
  Kochi
  Fukuoka
  Saga
  Nagasaki
  Kumamoto
  Oita
  Miyazaki
  Kagoshima
  Okinawa
  Korea
  China
  Thailand
  United Kingdom
  Germany
  Switzerland
  France
  Belgium
  Netherlands
  Sweden
  Norway
  United States of America
Search this Book/Journal
Contents of Works
- 車椅子の横に立つ人
- 生と死の「情念的語り」
- 「わかりやすさ」への苛立ち
- 生命と尊厳のために怒れるか
- 「殺意」の底を見据えること
- 憲法の断層
- 「がんばる健気な障害者」はどこから来たのか?
- 「一階六号室」の修羅場
- 情念の残り火
- 名もなき言葉の断片たち
- アートへの〈希待〉
- 「自己表現障害者」たち
- 生き延びるための「障害」
- 「存在しないもの」にされた人の言葉
Description and Table of Contents
Description
なぜ車椅子の横に立つ人を、介助者と決めつけてしまうのか。既存の言葉からはみ出た日々をすくい取らない想像力は、生きにくさを生む。言葉が見つからないこと、言葉がまだないことこそ掘り起こさなくては、その正体はつかめない。消毒された詩原稿、病室で思いを受け止めたスケッチブック、路上にくりだした障害者—。自らの生きにくさを形にした人びとをめぐって、社会を問い返す。
Table of Contents
- 1 言葉にできない生きにくさの前で(車椅子の横に立つ人;生と死の「情念的語り」;「わかりやすさ」への苛立ち)
- 2 自覚なき悪意に息をうばわれる前に(生命と尊厳のために怒れるか;「殺意」の底を見据えること;憲法の断層—実存に響く言葉を求めて)
- 3 都合のいい言葉を押し付けられる前に(「がんばる健気な障害者」はどこから来たのか?—日本文学の中の障害者たち;「一階六号室」の修羅場—『さようならCP』が映したもの)
- 4 生きのびるための表現(情念の残り火—「心病む人」のアートを「観る/観せる」こと;名もなき言葉の断片たち—「“こと”としての文学」を読むために;アートへの“希待”—「丘の上病院」という試み;「自己表現障害者」たち;生き延びるための「障害」—「できないこと」を許さない社会;「存在しないもの」にされた人の言葉)
by "BOOK database"