内なるゲットー
著者
書誌事項
内なるゲットー
河出書房新社, 2020.8
- タイトル別名
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Le ghetto intérieur
- タイトル読み
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ウチナル ゲットー
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注記
原タイトル:Le ghetto intérieur
内容説明・目次
内容説明
ポーランドからブエノスアイレスに亡命したユダヤ人ビセンテ。家庭や友人に恵まれ、幸せな日々を送る彼に、第2次世界大戦の現実味はない。そこにワルシャワに残した母からの手紙が届く。手紙にはゲットーにとらわれた母の苦境と飢え、同胞たちの死が綴られていた。やがて報道でもユダヤ人虐殺を知ったビセンテは、母を残してきた後悔と自己嫌悪に苛まれ、沈黙の中に閉じこもっていくが、苦悩と悪夢がやむことはない。そして、母から最後となる手紙を受け取ったビセンテの選択とは—。実在の人物をモデルに、南米の地からヨーロッパの戦争を描いた異色作。
「BOOKデータベース」 より