エリザベス・ボウエン : 二十世紀の深部をとらえる文学

書誌事項

エリザベス・ボウエン : 二十世紀の深部をとらえる文学

エリザベス・ボウエン研究会編

彩流社, 2020.7

タイトル別名

Elizabeth Bowen

エリザベスボウエン : 二十世紀の深部をとらえる文学

タイトル読み

エリザベス・ボウエン : ニジュッセイキ ノ シンブ オ トラエル ブンガク

注記

文献あり

収録内容
  • ボウエンの文学的評価の変遷と現状 / 太田良子著
  • ボウエンにとっての場所とアイデンティティ / 木村正俊著
  • アングロ・アイリッシュとしてのボウエンの源流 / 米山優子著
  • 「熱気」から「残骸」へ / 小室龍之介著
  • ボウエンと乱舞する怪奇幻想の世界 / 立野晴子著
  • ボウエン文学の土壌としての少女領域 / 伊藤節著
  • 〈もの〉は語る / 杉本久美子著
  • 語られない過去をめぐって / 渡部佐代子著
  • 『日ざかり』における饒舌と寡黙 / 窪田憲子著
  • 虚構という孤独の言葉 / 丹治美那子著
  • 〈どこにもない場所〉を生きる / 垣口由香著
  • 時空間を飛翔する想像力 / 奥山礼子著
  • 〈私〉が〈彼女〉になる時 / 川嵜真智著
  • 戦争のエピファニー / 太田良子著
  • ロンドン空襲下のさまよえる孤独な魂 / 甘濃夏実著
  • ハーディを通して読むボウエン / 木梨由利著
  • ボウエンのT・S・エリオットとの邂逅 / 松本真治著
  • ボウエンが見た若い娘たち / 田中慶子著
内容説明・目次

内容説明

20世紀英国文壇の重鎮、エリザベス・ボウエン(1899〜1973)。二度の世界大戦を経験した20世紀にボウエンが見た荒廃と絶望は、今も終わりが見えない—イギリス伝統の風習喜劇に実存主義的視点を持ち込み、ゴーストに人間の心理の深奥をさぐらせるゴシック性。ボウエン文学の稀有な魅力に迫り、その全容の研究成果を問う。

目次

  • ボウエンの文学的評価の変遷と現状—ボウエンという遠雷
  • ボウエンにとっての場所とアイデンティティ—文学的ヴィジョンの核心
  • アングロ・アイリッシュとしてのボウエンの源流—『七たびの冬』にみる自我の形成
  • 「熱気」から「残骸」へ—ボウエンの『日ざかり』とイシグロの『日の名残り』に見る冷戦構造
  • ボウエンと乱舞する怪奇幻想の世界—そのゴシック小説の水脈を探る
  • ボウエン文学の土壌としての少女領域—『エヴァ・トラウト—移りゆく風景』を中心にして
  • “もの”は語る—人・家・自然が生み出す詩的でない言葉
  • 語られない過去をめぐって—『心の死』におけるゆがんだ世界、ゆがめられた心
  • 『日ざかり』における饒舌と寡黙—アンチロマンス・アイデンティティ・戦争
  • 虚構という孤独の言葉—『エヴァ・トラウト』における語りえない言葉を求めて
  • 〈どこにもない場所〉を生きる—「あの薔薇を見てよ」における場所の狂い、ファンタジー、そして無
  • 時空間を飛翔する想像力—「幸せな秋の野原」を読み解く
  • 〈私〉が〈彼女〉になる時—「第三者の影」、「林檎の木」、「幻のコー」論
  • 戦争のエピファニー—「ラヴ・ストーリー 一九三九」、「幻のコー」を中心に
  • ロンドン空襲下のさまよえる孤独な魂—ボウエンとグレアム・グリーンの短編を比較して
  • ハーディを通して読むボウエン—隠れた共通点を探って
  • ボウエンのT.S.エリオットとの邂逅—私人、作家、書評家として
  • ボウエンが見た若い娘たち—「現代娘であること」を読む

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
ページトップへ