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靖国神社論

岩田重則著

青土社, 2020.8

タイトル読み

ヤスクニ ジンジャロン

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注記

参考文献: p621-635

内容説明・目次

内容説明

神道でありながら、死者を祀るという鎮魂のありかたを誕生させた「靖国神社」。これまでにない祭祀のかたちはどこからきて、そして、どのように錬磨されていったのか。楠正成、水戸学、吉田松陰、奇兵隊、明治維新…。その起源をめぐる旅は、まさに近現代日本の動乱と、そこに生きた人びとの足跡をたどるものとなった。文献資料のとことんまで精査、圧倒的な現地調査から導き出される、あたらしい近現代日本精神史。

目次

  • 靖国神社解明の課題と部分史の方法
  • 第1部 「七生報国」の誕生—甦る楠正成と別格官幣社第一号湊川神社(「忠臣」楠正成とその復活;吉田松陰と真木和泉による「忠臣」楠正成の反復;明治政府の楠正成独占)
  • 第2部 招魂場の誕生—原点としての長州藩諸隊招魂場「神霊」碑(靖国神社の原点;奇兵隊招魂場の誕生;奇兵隊招魂場の戦死者祭祀)
  • 第3部 靖国神社の誕生—戦死者の独占と招魂場の回収(諸隊招魂場の明治維新;霊山官祭招魂社と東京招魂社)
  • 文化装置と政治装置としての靖国神社

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC02000575
  • ISBN
    • 9784791772940
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    637, ixp
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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