信用貨幣の生成と展開 : 近世〜現代の歴史実証

書誌事項

信用貨幣の生成と展開 : 近世〜現代の歴史実証

鎮目雅人編

慶應義塾大学出版会, 2020.8

タイトル別名

信用貨幣の生成と展開 : 近世現代の歴史実証

タイトル読み

シンヨウ カヘイ ノ セイセイ ト テンカイ : キンセイ ゲンダイ ノ レキシ ジッショウ

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注記

参考文献: 各章末

収録内容

  • 信用貨幣をみる視点 / 鎮目雅人著
  • 16世紀日本における貨幣の発行と流通 / 高木久史著
  • 近世日本の紙幣 / 加藤慶一郎著
  • 近世紙幣の流通基盤 / 岩橋勝著
  • 藩札発行における領主の機能 / 安国良一著
  • 近世大坂米市場における価格形成の安定性 / 高槻泰郎著
  • 日本における近代信用貨幣への移行 / 鎮目雅人著
  • 戦前期における「預金銀行」の実態 / 靎見誠良著
  • 20世紀前半期中国における地域的貨幣と信用 / 諸田博昭著
  • 両大戦間期のインドにおける通貨制度と金融制度の「再編」 / 西村雄志著
  • 貨幣の形態進化と信頼の深化 / 高屋定美著

内容説明・目次

内容説明

「信用」を手がかりに近代通貨の起源を探る。前近代の社会では、経済取引を円滑に進めるために人々はどんな仕組みを編み出したのか。近代への移行によってそれはどう変化したか。ヨーロッパで発展した「専業銀行」中心史観のレンズを外し、アジアの視点から独自の発展を遂げた「信用貨幣」の本質に迫る。

目次

  • 信用貨幣をみる視点
  • 第1部 近世日本における貨幣と信用の展開(〜幕末まで)(16世紀日本における貨幣の発行と流通—銭から三貨への移行を中心に;近世日本の紙幣—小規模藩・三日月藩を中心に;近世紙幣の流通基盤—地域内流動性不足の観点から;藩札発行における領主の機能;近世大坂米市場における価格形成の安定性)
  • 第2部 近代移行期から現代にかけての信用貨幣の進化(アジアの視点から)(日本における近代信用貨幣への移行—国立銀行を中心に;戦前期における「預金銀行」の実態;20世紀前半期中国における地域的貨幣と信用;両大戦間期のインドにおける通貨制度と金融制度の「再編」;貨幣の形態進化と信頼の深化)

「BOOKデータベース」 より

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