愚行の賦
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愚行の賦
講談社, 2020.8
- タイトル読み
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グコウ ノ フ
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注記
引用文献: p374-378
内容説明・目次
内容説明
人はなぜ愚行を怖れ、しかも魅惑されるのか。愚行は西洋近代が考案した“人間の宿命”である。「愚」という尊き徳をめぐる最新長篇論考。
目次
- 愚行は人を苛立たせ、魅惑する
- わが偽善の同類、兄弟よ
- ぼくはあの馬鹿女のことをみんな書いてやる(フローベール)
- わたしは本当に白痴だったのです(ドストエフスキー)
- わたしはなぜかくも聡明なのか(ニーチェ)
- おまえが深く愛するものは残る その他は滓だ—愚行と後悔
- 馬鹿なことは得意ではない(ヴァレリー)
- 稲妻にさとらぬ人(バルト)
- わたし独りが鈍く暗い(老子)
- 「愚」と云ふ貴い徳(谷崎潤一郎)
「BOOKデータベース」 より