危険とリスクの会計 : アメリカ会計基準の設定過程を通じた理論研究
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書誌事項
危険とリスクの会計 : アメリカ会計基準の設定過程を通じた理論研究
中央経済社 , 中央経済グループパブリッシング(発売), 2020.9
- タイトル別名
-
The structures of accounting for risks
- タイトル読み
-
キケン ト リスク ノ カイケイ : アメリカ カイケイ キジュン ノ セッテイ カテイ オ ツウジタ リロン ケンキュウ
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注記
アメリカ会計基準に見られる新旧2つの会計処理に関して、それぞれの設定に至る会議議事録、公開草案、公開草案に対するコメントレターなどの資料もあわせて検討。企業活動の諸リスクを財務諸表に計上し得る根拠を解明する。
参考文献: p591-606
収録内容
- プロローグ
- 第1部の目的,課題,対象および構成
- SFAS5以前の偶発事象会計基準
- 将来事象プロジェクトの開始とディスカッションメモランダム
- 公開草案とSFAS5
- SFAS5における蓋然性要件
- SFAS5における当初測定値と爾後測定
- 第1部の要約と結論
- 第2部の目的,課題,対象および構成
- 資産除去債務プロジェクト
- SFAS143における当初認識
- SFAS143における当初測定
- SFAS143における借方相手勘定と爾後測定
- 資産負債の両建表示の意味
- 条件付資産除去債務の認識および未確定債務の測定
- 第2部の要約と結論
- 第3部の目的,課題,対象および構成
- リストラクチャリング会計基準前史
- 減損関連プロジェクト
- 債務生成と負債認識
- 第3部の要約と結論
- 第4部の目的,課題および構成
- 因果関係を基礎にした2つの会計処理モデル
- 2つの負債の本質観
- ソレイユ型とリュンヌ型の並存の理由
- 第4部の要約と結論
- エピローグ
- SFAS143およびSFAS146公表後の動向
内容説明・目次
内容説明
企業活動の諸リスクに関する情報を財務諸表に計上し得る根拠は何か?基準自体のみならず、設定に至る正規の手続きにおける会議議事録、公開草案、コメントレター等の膨大な資料をもとに解明。
目次
- 第1部 SFAS5と蓋然性要件(SFAS5以前の偶発事象会計基準;将来事象プロジェクトの開始とディスカッションメモランダム;公開草案とSFAS5;SFAS5における蓋然性要件;SFAS5における当初測定値と爾後測定;第1部の要約と結論)
- 第2部 SFAS143と期待現在価値測定(資産除去債務プロジェクト—適用範囲および適用対象を中心とした検討;SFAS143における当初認識;SFAS143における当初測定;SFAS143における借方相手感情と爾後測定;資産負債の両建表示の意味;条件付資産除去債務の認識および未確定債務の測定;第2部の要約と結論)
- 第3部 SFAS146と債務性要件(リストラクチャリング会計基準前史;減損関連プロジェクト;債務生成と負債認識—リース契約終了支出と受給権未獲得従業員解雇給付;第3部の要約と結論)
- 第4部 ソレイユ型とリュンヌ型(因果関係を基礎にした2つの会計処理モデル—必要的因果関係と寄与的因果関係;2つの負債の本質観—一事象観最終犠牲説と一事象観犠牲派生説;ソレイユ型とリュンヌ型の併存の慰留;第4部の要約と結論)
- SFAS143およびSFAS146公表後の動向—FASB概念フレームワークプロジェクト
「BOOKデータベース」 より