橋川文三野戦攻城の思想
著者
書誌事項
橋川文三野戦攻城の思想
弦書房, 2020.8
- タイトル別名
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橋川文三 : 野戦攻城の思想
- タイトル読み
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ハシカワ ブンソウ ヤセン コウジョウ ノ シソウ
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注記
橋川文三年譜: p340-358
主要参考文献: p363-370
内容説明・目次
内容説明
“あたたかい思想”はどのように紡ぎ出されたのか。丸山眞男、柳田国男、竹内好らの思想に接近し多くを学び、極めてオリジナリティの高い精神史を築いた橋川文三(1922〜1983)の後半生を描く。
目次
- 第1章 処女作『日本浪曼派批判序説』を上梓—カール・シュミット『政治的ロマン主義』を援用(同人誌「同時代」に「日本浪曼派批判序説」の連載開始;カール・シュミットに学び、日本ロマン派を解明 ほか)
- 第2章 あたたかい思想としての柳田国男—丸山眞男への反措定(初の評伝「柳田国男—その人間と思想」を執筆;柳田国男の文学的感受性・詩人的資質に照射 ほか)
- 第3章 超国家主義を論じ丸山眞男と思想的訣別—吉本隆明との邂逅(丸山眞男と思想的訣別—吉本隆明との邂逅;「昭和超国家主義の諸相」で丸山への反措定 ほか)
- 第4章 竹内好らと「中国」を創刊—近代日本と中国・アジアの思想解明へ(竹内好に親炙(竹内好らと雑誌「中国」を発行);丸山眞男から竹内好へ(吉本隆明を経由して) ほか)
- 終章 総論・野戦攻城の思想—教育者・全共闘・西郷隆盛・文体・病い…(教育者としての橋川文三;全共闘運動と橋川文三 ほか)
「BOOKデータベース」 より