火山灰考古学と古代社会 : 十和田噴火と蝦夷・律令国家

書誌事項

火山灰考古学と古代社会 : 十和田噴火と蝦夷・律令国家

丸山浩治著

雄山閣, 2020.8

タイトル別名

考古学的手法を用いた火山災害史研究 : 十和田10世紀噴火と東北地方北部の社会

火山灰考古学と古代社会 : 十和田噴火と蝦夷律令国家

火山灰考古学と古代社会 : 十和田噴火と蝦夷・律令国家

タイトル読み

カザンバイ コウコガク ト コダイ シャカイ : トワダ フンカ ト エミシ リツリョウ コッカ

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注記

博士学位請求論文「考古学的手法を用いた火山災害史研究 : 十和田10世紀噴火と東北地方北部の社会」(弘前大学, 2019年提出) を加筆修正したもの

引用・参考文献: p221-247

内容説明・目次

内容説明

10世紀の十和田火山噴火は、過去2000年間で日本最大級であった。この噴火がもたらした被害状況、平安時代の東北地方に在った蝦夷と律令国家の物質文化の変遷・動向を、遺跡・遺構とテフラの分析を介して調査・解明する。火山灰考古学から災害と人々の動向を知り、将来への備え、未来を考える。

目次

  • 序章
  • 第1章 考古学とテフラ
  • 第2章 研究方法
  • 第3章 基礎的分析結果—各遺構廃絶時期の決定
  • 第4章 各噴火現象の堆積物確認範囲にみる被害推定
  • 第5章 To‐a・B‐Tmの堆積様相からみた地域集団の動態
  • 第6章 9〜10世紀における竪穴建物の形態変遷と十和田10世紀噴火
  • 第7章 9〜10世紀における土器の変化と十和田10世紀噴火—土師器甕に着目して
  • 終章 結論—十和田10世紀噴火に対する社会の反応

「BOOKデータベース」 より

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