四国路・文学の旅 : 名作のふるさとを訪ねて

著者

    • 落合, 貞夫 オチアイ, サダオ

書誌事項

四国路・文学の旅 : 名作のふるさとを訪ねて

落合貞夫著

文藝春秋企画出版部 , 文藝春秋 (発売), 2020.6

タイトル読み

シコクジ ブンガク ノ タビ : メイサク ノ フルサト オ タズネテ

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注記

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

とにかく四国の文学は面白い。日本人初のノーベル文学賞候補になった作家も、SF小説の父も、山岳文学の元祖も、江戸戯作の開祖も、芥川賞と直木賞をつくった菊池寛も、みんな四国の出身だ。四国ほど豊かな文学空間は見当たらないと言ってよい。四国の文学の粋を知るための、最新にして最上のブックガイドが登場。

目次

  • 土佐路をゆく(井伏鱒二『ジョン万次郎漂流記』;司馬遼太郎『竜馬がゆく』;田宮虎彦『足摺岬』;日本で最初の日記文学となった『土佐日記』;「第三の新人」と呼ばれた短編の名手 安岡章太郎;私小説に徹した作家 上林暁)
  • 阿波路をゆく(日本人初のノーベル文学賞候補 賀川豊彦『死線を越えて』;京都嵯峨野に庵を結んだ天台宗の尼僧 瀬戸内寂聴;大衆小説の代表作 吉川英治『鳴門秘帖』;日本SFの父 海野十三;あきれるばかりの滑稽小説 井上ひさし『腹鼓記』)
  • 伊予路をゆく(国民的な人気小説 夏目漱石『坊っちゃん』;短歌、俳句の改革者 正岡子規;明治という時代の叙事詩 司馬遼太郎『坂の上の雲』;四国の小さな谷間を舞台にした 大江健三郎『飼育』;空前の視聴率を記録したテレビドラマ 早坂暁『天下御免』)
  • 讃岐路をゆく(足利幕府の成立を描く『太平記』;ホラー小説の古典 上田秋成『雨月物語』;『二十四の瞳』で小豆島の名を広めた壺井栄;八百年近く読み継がれた国民的叙事詩『平家物語』;空前絶後の実業家的作家にして文壇の大御所 菊池寛;高松が舞台となった世界文学 村上春樹『海辺のカフカ』)

「BOOKデータベース」 より

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